
再び暑さが戻ってきましたが、一雨ごとに少しずつ秋らしくなっていきますね。
秋は何かとセンチメンタルになる季節。
理由もないのに、寂しさを感じたり、もの悲しくなったり・・・
今日はそんな心と体と季節の関係について、書いてみたいと思います。
感傷的になるとは、心の動きを指しますよね。
心は、脳で感じているとされています。(腸もその役割があるとも言いますが)
「胸が痛い」「胸が高鳴る」「胸のつかえが取れる」など・・・
胸には気持ちを感じる器官がある訳ではないのに、どうして感情表現としてこうした言葉があるのでしょう?
ちょっと胸に手を当ててみてください。
その丁度裏側あたり、背中の肩甲骨の中央に胸椎4番と呼ばれる椎骨があります。
実は、それこそが秋になるとあなたをセンチメンタルな気持ちにさせる黒幕(?)です。
この骨は、心臓の働きと関係する骨なのですが、感情の動きとも関連しています。
例えば、恋をした人が、何だかぱっと明るく華やいだ雰囲気になることがありますね。
感情の動きが、胸椎4番に影響してその骨の動きが良くなると、心臓の働きが高まるので、血色がよくなったり、活動的になったり、代謝が良くなったりするのです。
「あの人を想うと胸がドキドキする!」というのは、実際に心臓が強く脈打つからなのですね〜
この胸椎4番は、器官で言えば食道とも関係します。
叶わぬ恋だったりすると、辛い感情が胸椎4番に影響し、自律神経を通して食道の蠕動運動が弱まるために「食べ物が喉を通らない・・・」なんてことも起こります。
逆に、楽しいことがあると、気持ちのいい食欲が湧くこともありますね。
実はこの骨は、骨盤の開閉運動とも連動していて、秋から冬に向けて骨盤が引き締まっていくこの季節に反応が敏感になるのです。
それが、「秋はセンチメンタルになりやすい」理由です。
敏感とは、緊張したりゆるんだりしやすいということです。
この胸椎4番の緊張が強いと、心が落ち着かず、人恋しくなったり、理由もなく悲しくなったりといったことが起きやすくなります。
逆に、そのような感情を抱き、何か行動を起こすことにより感情が大きく動くと、胸椎4番の動きが良くなったりもします。
「芸術の秋」と言いますが、感情が敏感な季節だからこそ、心を表現したり、何かを見て感動したりするのにぴったりな季節なのですね!
「センチメンタル」は別に悪者ではないので(笑)、秋だなあ・・と思いながら感傷的な気分を楽しむのが一番ですが、胸椎4番の弾力の低下と共に、不調が出ているとなれば別問題です。
むくみ、不整脈、めまい、左側の肩こりや偏頭痛、手足の痺れ、気分の落ち込みなど・・・
そうした時には、整体で左の骨盤を締め、胸椎4番と、それに関連する背骨を整えます。
生活の中でできる、胸椎4番の緊張を緩める方法もあります。
泣ける映画を借りて、号泣するのです〜
人目を気にせず、盛大に、子どものように泣いてみてください(笑)
体と心は相互に関係しあっているので、心がこわばると体も硬くなってしまいます。
コロナ禍でどうしてもストレスの発散の場が少なくなっているため、余計に心が過敏になりやすい昨今です。
涙を流すと、胸椎4番の緊張が緩み、心はほっとし、体はスッキリしますよ!
上半身の緊張が上手く抜けないという方は、整体を受けにいらしてくださいね^^
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