top of page

感染症予防

更新日:2020年2月16日



新型肺炎(新型コロナウイルス感染症)に関するニュースが、連日報道されていますね。

とうとうWHOが「緊急事態」を宣言しました。

日本でも感染者が数名出ており、不安な気持ちになられている方も多いと思います。


現在日本での感染者は14名とまだ少なく、尚且つ病院などで適切な対応がなされているため、感染の可能性は、今のところそれ程高くはなさそうです。

また致死率も現段階では、以前大流行したSARSやMARSと比べて、新型コロナウイルス感染症では低い数値となっています。


現時点では、過度に心配する必要はなさそうですが、まだ明らかになっていないことも多く、今後日本での感染がどの程度広まるのかも未知数です。


ということで今回は、整体の視点から、お勧めの感染症予防をご紹介したいと思います。


その前に・・・

一般的な予防法として「マスクの着用」があると思いますが、そのことについて少し書きます。

今、新型肺炎の感染拡大を受けて、ドラッグストアなどでは品切れが続出しているそうですね ^^;


でも、買えなかったとしても、気に病むことはありませんよ!

マスクの着用は、せきやくしゃみによる飛沫で「人にうつさないため」にはとても有効ですが、「人からうつらないため」の予防法としては・・・実は、効果は薄いのです。


「空中に浮遊しているウイルスの侵入を防ぐ」イメージで、マスクを着けている方が多いかと思います。


しかしコロナウイルスの感染は、

①飛沫感染(せきやくしゃみによる飛沫を介して感染する)

②接触感染(飛沫がモノに付着し、それを触れることで感染する)

で起こります。


せきやくしゃみによる飛沫は、水分を含んでおり粒が大きいため、空気中を漂うことなくすぐに床やモノの上に落ちていきます。

最大でも2メートル程しか飛びません。


飛沫感染と混同しやすいものに、「空気感染」という感染経路があります。

飛沫によって空気中に放出されたウイルスが、水分が蒸発して微粒子となり長時間にわたって浮遊し、それを吸い込むことで感染するというものです。

空気感染ですと、爆発的に感染が広がる恐れがあります。


この場合、マスクは必須アイテムと言えます。それも、微粒子となったウイルスはとても小さいので、顔にぴったりとフィットする高性能なマスクが必要になります。


ただし、これはあくまで麻疹や結核などの空気感染でうつる感染症の話です!

今回の新型肺炎においては、空気感染を心配する必要はないため、マスクの重要性はそれ程高くないのです。


もちろん感染者の方と至近距離で会話をするような、飛沫がかかる可能性がある場合は役立ちます。

今後感染者が激増した場合には、着用した方が安心かもしれません。


あと、風の冷たい日に顔包むと温かいとか、すっぴんを隠してくれるとか、何かと重宝しますが・・・マスクとしてはきっと心外な使用法ですね。笑


さて、ここからは整体的な感染症予防について、2つご紹介したいと思います。


その① 自律神経を整える


体を冷やさない、食べ過ぎない、適度な運動、ストレスを溜めない、良質な睡眠をとる・・・など、こんなときは当たり前のことを、真面目に実行しておくに限ります。


体を整えて自律神経がしっかり働くようにしておけば、例え感染しても、免疫が適切に働きウイルス退治をしてくれるので、命を奪われるという最悪の事態にならずに済みます。


結局、自分の体を確実に守ってくれるのは、ほかでもない自分の免疫なのです。


でも、この当たり前のことをするというのが、一番難しいですよね ^^;

自律神経の働きを高めるなら、ぜひ整体もご活用くださいね。


さて、もう少し具体的に実行しやすいのが、2つ目の対策です。


その② 冷たい水をこまめに飲む


これは、この時期の整体的健康法でもあります。

冬場は夏場と比