
久々の投稿となってしまいました。
ハロウィーンが終わったと思ったら、もうすでにクリスマス商戦が始まっていますね。 クリスマスの赤や緑の装飾や夜のイルミネーションはうきうきするので好きですが、ふた月も前から始めたら本番を迎えるころには飽きてしまいそうな・・・。 あまり先を急がず11月を楽しみたいものです。 さて今日は、身体の左右について書こうと思います。 よく整体で「左右の骨盤を揃える」という言葉が使われていますが、左右対称って本当に身体にとって自然なのでしょうか? 多くの人は右手が利き手だと思います。 両方同じように使えたら便利なのに、両利きが主流ではないのは何故でしょう。 それは左にある心臓を守るためだと考えられます。 左手や左腕を酷使すると、左側にある心臓にその影響が及びます。 右手をメインに、左手を補助として使うことで、心臓への負担が軽く済みます。 (そのため左利きの人は、右利きの人よりも腕の使いすぎに少し注意が必要です。) また、手同様、足においても左右で役割が異なります。 左の足は、左右の動きでバランスをとる役割。 右の足は、前後の動きで前に進むための役割。 陸上のトラックは必ず左回りですが、それも身体のつくりから考えると自然なことです。 それから言うまでもなく、内臓も左右対称ではありません。 一つだけしかない臓器はもちろん、二つ対の肺も左右で形が異なります。 では顔は?両側に目と耳があり真ん中に鼻と口・・・ 一見対称のようですが、真ん中で切って反転させてくっつけると、左の顔と右の顔では別人のようになります。 左右で役割が異なる脳の影響を受け、右は冷たい顔、左は優しい顔と印象が異なります。 このように、身体の様々な部分が対称ではないのに骨盤を左右対称に揃えるのは不自然です。 二宮整体の一番の特徴である「左の骨盤を締めて、右の骨盤を上げる」とは、そうした考えがベースにあります。 身体の左右の働きの違いに着目し、それが更に自律神経とも関係していることを、たくさんの人の身体の観察から導き出したのです。 さて、長くなってしまいましたので、左と右の骨盤の違いについてはまた次回書きたいと思います!