
すっかり春ですね。ご無沙汰してしまいました。
整体室に置いている観葉植物も、長い冬の沈黙を破り、新芽が動きを見せています。
外に出て花々や新緑の明るい彩りを見るだけで、心が華やぎますね。
ただ穏やかな陽気に反して、春は身体の不調が一番出やすい季節でもあります。
そんな春の身体について、3回にわたって書いていきたいと思います。
①春は身体の大掃除
②春と骨盤調整
③春は冷えに要注意
というわけで、本日はこちらから!
『春は身体の大掃除』
骨盤は、朝昼晩や四季、そのときの身体の状態によって常に変化しています。
四季で言えば、一年の中で一番骨盤が閉じているのが年末、一番開いているのがお盆の頃です。
ですから、春は一番閉じている状態から夏に向けて開いていく時期ということになります。
その過程で、冬に溜め込んでいた余分な栄養や老廃物を外に排泄する動きが出てきます。
吹き出物や湿疹が出たり、特に理由も思い当たらないのにお腹を下したり、体臭が気になったり・・・とそれらはちゃんと季節に適応しようと身体が働いている証拠ですので、心配はいりません。
出るものは薬などで止めずに、出し切ることが大切です。
この時期によく歩くと、左の骨盤に弾力が出て排泄機能が高まります。汗をかくことで肌からも余分なものを排泄できますし、気分も爽快!良いことづくめです。
この時期にもうひとつ気をつけるとよいのが、食を控えめにするということ。
排泄しようとしているところに、どんどん栄養を入れるとなかなか身体がスッキリしません。
今は消化器の働きが落ちやすいときでもあるので、糖分・油分・アルコール(3つともだ~い好きですが)を取り過ぎないようにすると身体が快適です。もちろん全体の量を控えめにするのも忘れずに!
3~4月は送別会・歓迎会で飲み会続き・・・行かない訳にいかないし、行ったらたらふく飲み食いしてしまう!という方は、翌日は朝と昼の食事を抜くとちょうどいいでしょう。
あまり甘いものはだめ、食べ過ぎてはだめと強く律しすぎると余計食べたくなってしまいます。
頭の片隅に置いて、控えめにしたときの身体の軽さを楽しむ、くらいの気持ちで試してみてくださいね。
次回は、
②春は右腰が下がる時期
について書きますので、お楽しみに!