
久々のブログになってしまいました。
たまにチェックしているけどなかなか更新されないね~とご指摘いただきました・・・
書きたいことは色々とあるので、もう少しこまめに書けるよう頑張ります^^;
さて、まだ寒い日もありますが、段々と日差しが春らしくなってきましたね。
ぽかぽかと気持ちのいい季節ですが、「春は調子が悪くなるから好きじゃない!」と言う方が実は結構多いのです。
そんな方へ向けて、今回は「春の身体」について書いてみようと思います。
どうして調子が悪くなるのか?どうしたら快適に過ごせるか?
それがわかれば、少しこの季節が好きになれるかもしれません。
一度では書ききれないので、まずは前編「季節によって変化する身体」です。
整体では、実際の季節よりも、身体は一足早く春を迎えると言います。
正月が明けた頃から、もう身体の中では春に向けての変化がはじまっています。
夏も秋も冬も、同じように季節が来るより先に身体が変化をはじめます。
スムーズに外部環境に対応できるよう、予め身体の準備をしておくのです。
海外旅行などで季節が真逆の国に行くと、急な温度・湿度変化に体がびっくりしますよね。
汗をかくくらいの暑さでもかきにくかったり、寒さに体が追いつかず身体を冷やしてしまったり・・・それでもしばらくすると、段々とその気候に身体が慣れていきます。
身体には恒常性という性質があり、冬の-29度でも(今年の北海道最低気温!)、真夏の41度でも(去年の熊谷の最高気温!)、体は常に内部環境を一定に保つよう働いてくれています。(こうしてみると日本の気温差にも驚きですが・・・)
そうした調整の一役を担っているのが、自律神経です。
日中のやる気・集中力を作り出す交感神経と、夜間の休息・回復を担う副交感神経が、身体の各所で働きバランスをとることで、身体を一定の状態に保ちます。
例えば寒いときには、交感神経の働きが高まり、皮膚の表面にある毛細血管を収縮することで、体温が逃げにくいようにします。
逆に暑いときには、副交感神経の働きが強まり、血管を拡張して熱を逃がしたり、汗をかいて気化熱で温度を下げたりと、常に調節をしてくれているのです。
(もちろん、外部環境が厳しくなればなる程、体が内部環境を一定に保つのは難しく、死に至るケースもあります。)
改めて考えると、凄いことですよね。
服装は、季節に合わせて頭で考え、意識的に変えています。
けれど身体のそうした微調整は、全く意識していないにもかかわらず、勝手に休みなく行ってくれているのです。
24時間365日、年中無休です。
その上、無給ですよ!
身体への感謝の気持ちが湧いてきたところで、続きは次回にします♡
次回は、「春の身体」後編として、春は身体にどういう変化が起こるのか、その対処法まで含めて書いていきたいと思います。